交通事故で起こりやすいケガ

2025年08月8日

交通事故で起こりやすいケガ|診断名と症状をわかりやすく解説

交通事故は突然の衝撃によって、外見上は軽く見えるケガでも体の内部に大きなダメージを与えることがあります。

特に首や腰、関節、骨への影響は時間が経ってから出ることが多く、早めの対応が重要です。

この記事では、医療機関で使われる整形外科的な診断名を交えながら、接骨院でも多く見られる交通事故による代表的なケガを10種類ご紹介します。


1. 頚椎捻挫(むち打ち症)

事故の衝撃で首が前後や左右に大きく振られ、靭帯や筋肉が損傷します。

症状:首の痛み、動かしにくさ、肩こり、頭痛、めまい、吐き気など。

事故直後は軽くても、翌日以降に症状が強くなることが多いです。


2. 腰椎捻挫

衝撃で腰の靭帯や筋肉に過度な負担がかかり損傷します。

症状:腰の痛み、動作時の違和感、長時間座れない、寝返りが痛いなど。


3. 外傷性腰椎症

腰椎そのものや椎間板、周囲組織まで広範囲に損傷が及んだ状態です。

症状:腰の鈍痛、重だるさ、長時間立つ・座ると悪化、下肢のしびれや放散痛。


4. 胸椎捻挫

背中の骨(胸椎)周囲の靭帯や筋肉が損傷します。シートベルトやハンドルの衝撃でも起こります。

症状:背中の痛み、深呼吸やくしゃみで悪化、背部の張り感。


5. 肩関節捻挫

ハンドルを握ったまま衝撃を受けたり、転倒して腕をついた際に発生します。

症状:肩の痛み、腕が上がらない、動作時の不安定感。


6. 肩鎖関節脱臼・捻挫

鎖骨と肩甲骨をつなぐ関節の損傷です。バイクや自転車事故で転倒したときによく見られます。

症状:肩上部の腫れや変形、腕を上げると痛み、重い物が持てない。


7. 膝関節捻挫

ダッシュボードや車内の構造物に膝をぶつける、衝撃でひねることで起こります。

症状:膝の腫れ、屈伸時の痛み、不安定感。


8. 足関節捻挫

事故時に足首がひねられ、靭帯が損傷するケガです。

症状:足首の腫れ、内出血、歩行時痛、可動域制限。


9. 橈骨遠位端骨折

手首付近の骨折で、転倒して手をついた際に起こります。

症状:手首の変形、腫れ、激しい痛み、手指の動かしにくさ。


10. 肋骨骨折

シートベルトやハンドルの衝撃で発生します。レントゲンで写りにくい場合もあります。

症状:胸の痛み、深呼吸や咳で悪化、押すと強い圧痛。


交通事故直後は軽症でも注意が必要

交通事故後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくくなり、「大丈夫」と思ってしまう方も多いです。しかし、数日後に痛みやしびれが出ることは珍しくありません。特に首や腰の症状は遅れて出るため、事故後は必ず体のチェックを受けることをおすすめします。


接骨院でできること

接骨院では、レントゲンやMRIなどの画像検査は行いませんが、

  • 手による検査や触診で状態を確認

  • 炎症や腫れを抑える施術

  • 関節や筋肉の動きを取り戻す調整

  • 再発防止のための生活指導や運動療法

など、日常生活への早期復帰を目指してサポートします。

医療機関との併用も可能で、診断書や検査結果をもとに施術計画を立てることもできます。


まとめ

交通事故による代表的なケガ10種類は以下の通りです。

  1. 頚椎捻挫(むち打ち症)

  2. 腰椎捻挫

  3. 外傷性腰椎症

  4. 胸椎捻挫

  5. 肩関節捻挫

  6. 肩鎖関節脱臼・捻挫

  7. 膝関節捻挫

  8. 足関節捻挫

  9. 橈骨遠位端骨折

  10. 肋骨骨折

事故後は「見た目は軽症でも内部は損傷している」ケースが多く、早めの施術が重要です。

当院では、交通事故によるケガからの回復を全力でサポートいたします。